髪型はおしゃれをする上で重要な部分となります。そのなかでも、前髪の扱いによって印象が大きく変わります。同じヘアスタイルでも前髪がしっかりと決まっていなければ、いまいちな印象を与えてしまうことになるのです。そこで活用するべきなのがワックスです。今回は、おしゃれな前髪を作るためのワックスの使い方やポイントについてご紹介いたします。
前髪にワックスを使ったほうがいい理由
前髪にワックスを使ったほうがいい理由としては、以下が挙げられます。
束感を出せる
まずは「束感を出せる」ことが理由としてあげられます。ドライヤーなどで形を整えたとしても、なかなか束感を出すことは難しいでしょう。ワックスを使用するだけで、かんたんに束感を演出することが可能です。そうすることで、おでこが見える透け感をプラスして、軽やかな印象に仕上がります。
前髪を整えられる
前髪を整えられるというのも、ワックスを前髪に使ったほうがいい理由の一つです。髪の毛の質などにもよりますが、朝はしっかりと前髪をセットしたにもかかわらず、時間の経過とともに崩れてしまうことは少なくありません。ワックスを使用することで、まとまりを持続することが可能となります。髪の毛がうねりやすい方などにはとくにおすすめです。
アホ毛などを抑えられる
静電気や湿気の影響を受けたことで髪の毛にアホ毛ができてしまったり、うねってしまったりすることもあります。ワックスを少量なじませることにより、それらを抑える効果に期待ができるという点もワックスを前髪に使用するべき理由となります。ほんの少量使用するだけで、ちょうどいい状態の前髪のままでいられます。
おしゃれな前髪を作るためのワックスの使い方
おしゃれな前髪を作るためのワックスの使い方ですが、基本となるのは以下の流れとなります。
ふんわり前髪を作る場合
まずはワックスを両手に広げましょう。量が多すぎると前髪がベタついてしまうので、指先でほんの少量だけ取るだけで十分です。両手の指を使って髪の毛に広げるため、指の間までしっかりとワックスを広げます。前髪にワックスをなじませるのですが、このとき内側からつけるのがポイントです。前髪全体を手ぐしでとかすようにして、内側からワックスをつけていくように心がけましょう。最後に仕上げとして、束感を作ります。程よく隙間ができるようにして少しずつ束にしていきます。理想的な感じになるように微調整を行いましょう。もしも前髪が重めであれば、このときサイドによせるようにするとバランスがちょうどよくなります。
重めの前髪を軽やかに見せる場合
はじめに髪の毛をコテで巻きます。その後、ホールド力の高いワックスを指先に取りましょう。ワックスを手のひらで十分に広げたあと、前髪をかきあげるようにして束感をランダムに作ります。最後に前髪をサイドに流すようにして、ワックスでまとめたら完成です。
前髪にワックスを使用する際の注意点
前髪にワックスを使用する際の注意点として、以下の3つが挙げられます。
手のひらで十分に広げた状態でつける
前髪にワックスを使う際の注意点として、手のひらで十分に広げた状態でつけるようにしましょう。指先だけにつけたワックスで前髪を整えようとすると、ベタついてしまいやすくなってしまいます。指先でとったワックスは、しっかりと手のひら全体で広げなければなりません。
残ったワックスで前髪を整える
手のひらでワックスを伸ばしたら、そのままいきなり前髪につけるのではなく、髪の毛全体になじませたあとに残ったワックスで前髪を整えるというのが注意点の一つです。前髪を整えるためだけにワックスを補充する必要はありません。残った量で十分です。
基本は毛先だけで十分
前髪で束感を出すためには、毛先にワックスをつけるだけで十分です。前髪のスタイリングによっては全体的になじませることになりますが、基本は毛先だけにワックスをつけるようにしましょう。あまり全体的にワックスをつけると、まるで髪の毛を洗っていないかのような見た目になってしまう恐れがあります。また、重たい雰囲気に見えてしまう可能性もあるため、毛先で束を作るというのがポイントです。
まとめ
理想的な状態のまま前髪をキープすることによって、おしゃれな状態を維持することになります。強い風などさまざまな原因によって乱れてしまうことがありますので、ワックスを活用することで、乱れにくい前髪を作ることが可能です。あまり付けすぎてしまうと、かえって前髪を見出してしまう原因になりかねないため、注意しましょう。
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